今までとりあえず汚れには重曹と考えて、まぁ適当に重曹をパラパラしていた。だがちょっと調べてみると重曹が自分の思っていたより活用できる範囲が狭いということがわかった。重曹よりも掃除・洗濯に役立つ物があったので稀代の文系がまとめてみる(誤り等あるかもしれないがご勘弁)。
重曹(炭酸水素ナトリウム)
pH8.2
- 研磨効果
- 消臭剤効果
- お湯に溶かすとパワーアップする(炭酸ソーダ参照)。
セスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュ・セスキ炭酸ナトリウム)
pH9.8
- 水にすごく溶けやすい(洗濯に使う人も多い)
- 油汚れ・皮脂汚れ落とし
- 消臭剤効果
- お湯に溶かすとパワーアップする(炭酸ソーダ参照)。
炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム)
pH11.2
- 水に溶けやすい
- 油汚れ・皮脂汚れ落とし
- 消臭剤効果
重曹とセスキ炭酸ソーダは65度以上のお湯に溶かすと炭酸ソーダと同じ効果がでる!!
pHが高いので取り扱いに注意が必要。
ねば塾 (2007-12-03)
売り上げランキング: 8,323
売り上げランキング: 8,323
アルカリ電解水(水の激落ちくん等)
pH12~13(水の激落ちくんは12.5)
- 油汚れ・皮脂汚れ
- 除菌・消臭効果
pHが高いので取り扱いに注意が必要。
pHが高いほど汚れ落とし効果が高くなる
水の激落ちくんのpHの高さにはちょっと驚いたが、セスキ炭酸ソーダあたりのpHの高さでもタンパク質を分解する力があるので肌荒れ等には気をつけなくていけない。水の激落ちくんは安全そうなイメージがあるが、pHが高いので扱いには注意。だが、さすがに効果は絶大である。
アルカリ洗浄で気をつけないといけないもの
アルミ・銅・真鍮・ウール・シルク・漆器・宝石・ニス塗りの家具等
過炭酸ナトリウム
pH10.5
炭酸ソーダに過酸化水素が混ざったもの。酸素系漂白剤。過酸化水素が活性酸素を遊離して漂白する(セスキ炭酸ソーダは漂白効果は高くない)。
40度から50度くらいのお湯で溶かすのがよい(分解速度と漂白速度の関係で熱すぎても駄目らしい)。
縦型洗濯機の洗濯槽掃除(一般的な洗濯槽専用クリーナーより効果が高いらしい)や衣類の漂白・洗濯に効果を発揮する。
液体酸素系漂白剤より粉末酸素系漂白剤の方が効果が高い。
オカモト (2001-10-09)
売り上げランキング: 246
売り上げランキング: 246
300円台で送料無料。お店ではあまり見かけない。
シャボン玉石けん (2004-01-06)
売り上げランキング: 36
売り上げランキング: 36
人気は高いが送料無料にはあわせ買いしなくてはいけない。
追記・この酸素系漂白剤を使って色々な物を漂白することにハマっている。特に一番感動したものは下の水筒である。
紅茶を入れることの多い水筒。茶渋で覆われている。 |
スプーン1杯を40度のお湯で溶かして1時間。 水を流しただけで綺麗さっぱり。 |
過炭酸ナトリウムはアルカリ度だけに注意すればいいので、本当に安心して使うことができる。口にするものには塩素系より酸素系がオススメである。